AI技術の進歩と普及は、今後の労働環境やビジネスシーン全体に大きな影響を及ぼすと言われています。
これまで人間の手で行われていた業務がAIで対応できるようになることで多くの職業・職種が消滅するのではないかと言われています。
さらに経済学者の中にはAIの普及は市場規模と格差の両方を拡大するという意見を述べる人もいます。
そうなると将来性のある仕事を探す場合には今後AI技術が進歩・普及しようとも影響あまり受けない業種・職種・企業を選ぶことが重要になってきます。
せっかく就職したのに5年後には仕事がなくなっていた、さらにはせっかくスキルを磨いたのに職種そのものが消滅して身につけたものが意味を失ってしまうといったことになりかねません。
こうした事情を踏まえた上で現在のビジネスシーンを見渡すことでAI技術の向上の影響を受けにくい仕事を探しやすくなります。
まずAIそのものを機能させるための仕事。
エンジニア職やデータサイエンティストなどが代表格として挙げられます。
AIがいくら優れていても結局それを作って運営するのは人間、というわけです。
それからまだまだAIではカバーできない分野の仕事。
つまりAIが人間に取って代わる余地が少ない仕事です。
医療・福祉関連はその代表格として挙げられるでしょう。
それから農業・漁業も機械化は進んでいるものの、AIが必要とされる余地はあまり多くありません。
あとはカウンセラーなどの人間の精神面にかかわる仕事や士業などもAI化の影響を受けにくい将来性のある仕事として挙げることができるでしょう。